どの経営数字が大事なの?
薬局経営研究所の神林です。
こういう変化の時だからこそ、情報は大事ですね
どの経営数字が大事なの?
今日は、経営数字の話になります。
何と言っても経営研究所ですし、私は中小企業診断士でも
ありますからね。
経営数字は、どれも大切と思いますが、特に大事なもの
なんだと思いますか?
売上?
利益?
それも大切なのですが、経営においては手元の「キャッシュ」です。
黒字でもキャッシュがなくて倒産する会社もあります。
いわゆる黒字倒産です。
では、なぜそんなことが起きるのでしょうか?
例えば、
過剰に仕入れをおこない、支払いをしたとします。
だが、在庫がたくさん残って、売れても入金が2か月先なら・・・
そう、お金は無くなっていますが、お金はまだ入ってきていないですよね。
大きな設備投資もそうです。
買う時に一括で払ったとしたら、減価償却により何年もかけて経費に
となりますので、お金の支払とのズレの原因になります。
昔から「勘定合って銭足らず」という言葉がありますが、まさにこれですね。
つまり、簿記上では利益がでているのに、手元のお金がない。
ということです。
会社いとって成績表になる決算書。
実はこれだけだと、わからないのです。
お金の流れが
そこで大事なのが、キャッシュフロー(お金の流れ)になるのです。
決算書も大事ですが、お金がまわることが第一になります。
特に、新店などの大きな設備投資が必要なときはこの概念はかなり大事になります。
そうでないと
「利益が出ているはずなのに、お金がない」
ということになります。
そういう状況って、精神的にしんどいです。
自分の感覚とのズレが起きていて、そのズレが望むものではないとなると・・
ですので、しっかりお金の流れを把握することは大事になります。
キャッシュフロー、とってもおススメです。
さらに、そのキャッシュフローをどう生かすかも大事になります。
長くなったので、また機会のある時に紹介します。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。