薬局経営研究所

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学習性無力感

 

薬局経営研究所の神林です。

薬剤師中小企業診断士です。

 

 

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目次

   学習性無力感

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今日は学習性無力感についてお話しします

 

これは、アメリカの心理学者である

マーティン・セリグマンが1967年に発表

しました。

 

学習性無力感とは

『長期にわたってストレス回避の困難な

環境に置かれた人は、その状況から逃れ

ようとする努力すら行わなくなるという

見解』(Wikipedia)です。

 

セリグマンはこんな実験を行いました。

床に電気ショックの流れる2つの部屋に

それぞれ犬をいれる。

片方の部屋の壁はジャンプすれば逃げられ、

もう一方は到底飛び越せなくしました。

ブザーを鳴らし、

双方の部屋に幾度か電流を流した結果、

低い壁の犬はジャンプして逃げ出すが、

高い壁の犬は完全に無抵抗になった

 

 

あなたも

『頑張っても、無駄です・・・』

みたいなことを聞いたことありますよね。

 

『私の1票ではかわらないから』

と言って選挙に行かないのもそうです。

 

結構この状況に陥ると、

負のスパイラルに入りやすいのです。

 

無理だと思う→やらない→結果がでない

→モチベーションがあがらない

→無理だとおもう→・・・

 

 

これには『限界』という事がキーワードに

なってきます。

つまり、『限界』を勝手に作ってしまうこと

なのです。

周囲の人たちが勝手に作ることもありますが

多くの場合は限界を勝手に自分で作ります。

 

周りの人が勝手に作った限界を克服した人も

います。

 

例えば、元メジャーリーガーの野茂英雄

 

彼がメジャー挑戦を表明した時、多くの人達が

『野茂はメジャーでは通用しない』

と思っていました。

 

だが、それも周囲が作った『限界』でした。

彼の活躍は書く必要もないですね。

 

後に、あの松井秀喜

『野茂さんがいなかったら、

ほとんどの選手はアメリカに行けなかった』

と断言しています。

 

野茂の活躍で、

『日本人はメジャーでは通用しない』

という限界の思い込みがはずれ、

多くの日本人がアメリカに渡りました。

 

限界ではなかったのですね。

 

限界は、作られたものなのです。

 

一度だれかが限界と思われていた事を

打ち破ると、続々と続くなんて事もよ

くあります。

 

100m走も今では10秒を切るのは

世界では珍しくないですが、ひと昔前

までは、人類では無理では?という限

界を作っていた人もいました。

 

 

では、

具体的に『学習性無力感』を克服する

方法のひとつを紹介します。

 

それは、目標が大きく感じて限界以上と

感じてしまったら

いきなり最終目標をやろうとしないで

まず小さなできることを目標にして

成功体験を積み重ねるという方法です。

 

 

ぜひ、『限界』をつくらず、

周りの『限界』も気にせず、

あなたが、やろうとしていることを

進めることをお勧めします。

 

それができるのが、あなたです。

 

今日も最後まで読んで頂きありがとう

ございました

 

 

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神林(薬剤師・中小企業診断士

次世代が憧れる大人になる応援をしています

このブログは

やりがいと楽しい職場での健全経営を目指し

薬局経営のあれやこれやを書いてます。

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