薬局経営研究所

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試算表にしっくりこない

いよいよ仕事始めという人がほとんどですね

薬局経営研究所の神林です。

薬剤師中小企業診断士です。

 

試算表にしっくりこない

 

今日は、経営者なら1度は感じたことはあると思うことです。

薬局経営者は特にあると思います。

 

「試算表(損益計算書)がしっくりこない」

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起業したての頃によく思うのではないでしょうか?

 

それは、税理士さんに試算表や損益計算書をもらった時に

『実感とはズレている』

というものです。

 

普段感じている感覚と、もらった資料の数字との違和感です。

 

これ、ホントよくある事なんです。

 

では、なんでそういう事が起きるのでしょうか?

 

細かい事を言うといっぱいあるのですが

 

一番大きな理由として

 

そもそも損益計算書を作る一番の目的は税金を支払うため

なのですね。

もちろん、それ以外にも使えますが・・・

 

一方

普段感じているのは、キャッシュベースなのです。

つまり、手元にお金がいくらあるのか?というものですね。

そういった違いがあります。

 

よく聞く「黒字倒産」というのも

そういう違いからくるものなのですね。

 

では、感覚に近いものはと言うと

キャッシュフロー表や資金繰り表ですね。

 

実際にこれを作っている所が多くはないのですが

(税理士さんが作ってくれることは、ほとんどないですからね)

経営をしていると、かなり役に立ちます。

実際、私のクライアントさんのところでもかなり役立っています。

 

それに、違和感がほとんどなくなりますからね

 

資金繰りが厳しくなくても、今の状況の概要を知っておくのは

経営判断に役立ちます。

 

根拠のある経営判断ができますからね

 

今日は「試算表にしっくりこない」という質問への回答でした

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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神林(薬剤師・中小企業診断士

次世代が憧れる大人になる応援をしています

このブログは

やりがいと楽しい職場での健全経営を目指し

薬局経営のあれやこれやを書いてます。

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